アヴァンシア (ホンダ アヴァンシア)
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アヴァンシアは、既存のステーションワゴンとは異なる独特のスタイル、コンセプトをもった新しい感覚の車だ。ホンダのモデルラインナップのなかでは、アコードワゴンとオデッセイの間を埋める役割を担っており、一見するとステーションワゴンとミニバンのいいとこ取りで作られた車と思いがちである。しかし、ホンダとしてはアヴァンシアを「新しいカタチの上級車」という位置付けている。セダンではどうしてもリヤシートの乗員に対して閉塞感を与えてしまう太いC ピラー。これをアヴァンシアは後方に移動し、なおかつルーフを伸ばした。ステーションワゴン風のボディスタイルは、その結果できたものだという。実際ラゲッジルームの広さはワゴンのそれよりも狭い。リヤのデザインがワゴン風となったことで、セダンではどうしても避けられなかったリヤウインドウ越しの直射日光が後席乗員の頭部にあたるというデメリットも解消している。もちろん、後席のシートの座り心地、広さ、シートスライド連動のリクライニング機構など、後席に乗る人に対しての配慮は徹底している。こうした考え方も、これまでの車にはなかったもので、ホンダの新たな提案をカタチにした車である。
アヴァンシアのグレードは、2.3リッター直列4気筒エンジンを搭載するL/ヌーベルバーグ/L-4の3タイプと、3.0リッター V型6気筒エンジンを搭載するV/V-4の2タイプがラインアップされ、5グレードで展開されている。2.3リッター直列4気筒のL-4、3.0リッターのV-4といった4WDモデルにはメッキモール付きのアンダースポイラーが装備される。なかでも01年9月に追加された、ヌーベルバーグはローダウンサスペンション、フロントストラットタワーバー、リヤパフォーマンスロッドといった足回りを硬める装備を備え、スタイルはもちろん走りにおいてもスポーティに仕上げられている。
ホンダでは初めての試みとなる、ゲート式インパネシフトを採用。より使いやすく軽快な操作を実現している。また前席の足元スペースも広がり、ウォークスルーも容易に行えるようになっている。また、V6エンジン搭載車には、ホンダ初の5速ATを組み合わせ、V6エンジンの性能を最大限に引き出し、日常走行時の低燃費に大きく貢献している。

